冬の間、餌の減る野鳥が、
庭の梅の花や杏の花をついばみに来るので、
餌台を置いてくだものなど乗せておくおばあちゃん(anzuの母)。

その日は米ぬかをおいていたらしい。

なんとその米ぬかを食べに来たのがちょうど一年前のりゅうでした。

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平成12年3月1日撮影

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空腹をしのぐため、米ぬかまであさろうとしていたりゅう。
野良猫としては新顔で見たことがなく、ゴミをあさる術も知らず、体重は3㎏をきって2.6kg。

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おもちゃの鈴すら食べようとするので
目を離せなかった当時のりゅう。




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「おいで」というと少々の警戒心を見せながらも
すぐに近づいてくる人懐こさを持っていて、
縁側に抱き上げると「おうちに入りたい」と
体中で訴えかける。


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抱き上げてしまった子が、
「おうちの中に入りたい」というのに
「ごめんね、だめなの」って
誰が言えるでしょう?
言えません。断じて言えません。
犬がいても言えません・・・(>_<)

あとで「犬がいるじゃないか」と言われようと
入りたいと言ったのはりゅうだからね!と言いつつ慣れてもらうしかない我が家に2匹とまどいながらの共同生活が始まりました。


どれくらい彷徨っていたのかはわかりませんが
急激に食べ物を与えるのは体に悪いので
本人は欲しがっても少しずつ少しずつ…



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とはいえ少し余裕が出てくると、
買ってきたおもちゃで遊んでみたりする。

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当初、TVの音声が流れると誰かを探す様子があってその度切ない思いをしました。
近所で探す人があるわけでもなく
突然現れた人慣れした大人猫、いったいどこから…?
手を尽くしましたが手掛かりはなく、
捨てられたと判断して「りゅう」と名付けました。
辰年に家族になったという理由で。













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先代犬にも少しずつ距離が縮んで
時間をかけて慣れてくれればいいと思い…

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でも結構すぐにこんな様子。
お互い穏やかな性格だったので
案ずるより産むがやすし状態。

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先代犬と共に
あっという間に我が家の宝物に。

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現在の写真。
今ではこんなんなりました^^

この時、その後jujuぽんが亡くなるなんて露ほども思っていなかったので
闘病中もその後も、りゅうがどんなにわたしたちを支えてくれていたかと思うと
この日我が家を選んで来てくれたことに感謝以外にはありません。

なんの仕業やらわかりませんが
その後次々家族が増えることになる我が家。

長男として彼にはずっと元気でそばにいてほしいと願っています。
というわけで、誕生日も年齢もわからなかったのだけど、
昨年の今日、ウチの子記念日と誕生日が同じで
今年約(?!)4歳のおめでとうです^^

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